ノボシビルスクもきっと観光の町になるでしょう
シベリア国際交流ツアーに参加してくれた会員の方が「ノボシビルスク」の冊子を作成してくれました📚
48ページ全カラーです!!!
3日くらいノボシビルスク市街とアカデムゴロドクを歩いていっぱい写真をとって、歴史や人々の様子もコメントしてくれています。
「ノボシビルスク」と言ってもどんなところはわからないけど、この冊子で雰囲気がつかめます。
表紙を飾るのはノボシビルスク市内を流れるオビ川。
オビ川はアルタイ山脈を水源とし、北極海のオビ湾に至ります。
全長約5,570Kmの世界第5位ですって!
ノボシビルスクの人口は約160万人。
ロシア第3の都市です。(1位はモスクワ、2位がサンクトペテルブルク)
ノボシビルスクはシベリア鉄道🚋を建設するために作られた新しい町で、人口が100万に達するのにたった68年しかかかっておらず、世界で最も人口が急成長した都市と言われています。
ノボシビルスクの中心市街地はオビ川に隣接した右岸(東側)であり、行政、金融、商業施設などが集積しているほか、オペラバレエ劇場を中心として国立美術館、郷土博物館、映画館、教会などの文化施設が建ち並んでいます。
ちなみに、ノボシビルスク動物園も右岸にあります😸🐶🦍
一方、オビ川の左岸は最近開発が進み、マルクス広場を中心に新市街地をなっています。
トルマチェボ空港も左岸です。
歴史的な建物も近代的なビルも混在しています。
バロック様式やシベリアの木造建築物など、建物を見て歩くのも興味深いです。
アタシはいつも、どーしてもタイトなスケジュールになってしまい、ゆっくり街歩きをする時間がなかったことをちょっと反省したわぁ~。
歩くと疲れるからすぐにタクシー🚖で移動しちゃうしねぇ~。
ノボシビルスクのレストランで食べて料理もたくさん紹介しています。
ウクライナ料理、ジョージア料理、中央アジアのタジキスタン料理などどれも美味しいのですよ。
アタシは個人的にはジョージア料理のハチャプリが大好きです!
ボルシチやペリメニ(ロシア風餃子)はレストランによって味が違います。
どのボルシチが好きか食べ比べするのも楽しいです♡
こーやって、ノボシビルスクの見どころを書きましたが、では、ノボシビルスクは観光の町なのか?
と聞かれれば、NOです。
ロシア国内や海外から観光客がたくさん来る町ではありません。
観光を全面に押し出した町ではございません。
だからといって人の往来がない訳ではございません。
ノボシビルスクはシベリアの中心都市なわけで、学会や研究会、会議や展覧会などが数多く開催され、それに合わせてシベリア各地から学者やビジネスマンが大集合するのです。
市内のホテルはそーゆービジネス関係の宿泊客が8割以上を占めるのではないかなーと想像します。
シベリア鉄道が停車するノボシビルスク駅の正面にあるホテルに宿泊した時、
朝食会場に8時くらいに行くと、みーーーーんなスーツ姿でした。
ロシアのビジネスマンばっかりでした👔
ノボシビルスクで2番目に高いホテル「Double Tree by HILTON」にもビジネスの出張軍団がいつも宿泊していました。
ホテルは観光客をターゲットにしていないので、観光客向けのサービスは皆無です。
市内観光地図すらありません。
コロナ禍になった時、海外路線がクローズされた時、
ロシア政府は「国内観光需要政策」を打ち出しました。
「みなさぁ~ん、国内旅行をしましょう~、補助金をだしまぁ~す」ということです。
日本でいう、GOTOトラベルや全国旅行支援と同じです。
さて、今まで観光にスポットを当ててこなかったノボシビルスクは焦りました💦
観光対策に予算をつけ、観光分野の裾野を広げようと必死です。
そこで、海外との観光交流をまずは姉妹都市の札幌からやろうぜぇ~~という企画をしていました。
アタシ、旅行会社だし、NPO法人札幌ノボシビルスク協会として交流事業もやっているし、めっちゃ楽しいビジネス展開になるじゃぁ~ん!!と喜んでいた矢先に・・・・戦争が・・・(悲)
日本の旅行会社として、ノボシビルスクに食い込んでいるのは当社だけです。
コレ自慢だぜ✊
日本人に紹介できるホテルは全部制覇しました!
チェックインの方法や部屋の様子、朝食会場の大きさやアメニティの品質、ベッドの寝心地💤、バスルームの使用感など、宿泊したからわかるコトをお知らせできます。
日本の旅行会社はノボシビルスクやシベリアのツアーはロシアの現地の旅行会社に丸投げします。
だから価格は高くなるんです。
当社は直接ぜーんぶ手配できますぜぇ~。
ホテルのマネージャーに直に営業して直接契約してきたのよ。
なので、、、訪問団がシベリアに行く際は、旅費は格安にしています。
ルーブルの変動はありますがね。
この冊子にはアタシがまだ行ったことのない場所も載っていたので、次回訪問した時はテクテク歩いて冒険してみようと思います。
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