日本語能力検定がロシアで復活します!
ロシア・ノボシビルスクのレーニン広場です。
奥に見えるのが国立バレエオペラ劇場です。
2019年9月にノボシビルスクでアタシが撮った写真です。
さて、うれしいお知らせがきました♡♡♡
やったぁ~良かったぁ~と叫んじゃったよ。
日本語能力検定がロシアで7月に開催されることになりました!!!!!!
去年12月は中止になったのです。
ロシアと日本との関係が悪くなり、その影響もあり実施できませんでした。
日本語を一生懸命勉強してきたのに、試験が中止って。。。
ロシアのみなさんはとてもショックを受けていました。
アタシは日本語学習者のみなさんに
「ぜひとも、試験を受けて下さい、3級を目指してください」といつも言っていました。
その理由は、日本への就職やインターンシップの採用には最低でも日本語能力検定3級が必要です。
日本語能力検定3級とは日本語で日常会話ができるレベルです。
インターンシップの面接時には、日本語能力検定3級に合格していないロシアの大学生も来ました。
大学の日本語教師から推薦状をもらってきていたのですが、
20分くらいの面接では3級レベルの能力があるか否かはなかなか判断するのが難しいです。
学生に対して、ロシア人の日本語教師が判断する日本語能力と、日本人であるアタシが判断する能力には少しばかりですが評価の違いがあります。
なので、日本語能力検定3級合格という基準をもうけています。
もう一つ、
2019年9月にアタシはロシアのクラスノヤルスクに行きました。
シベリア連邦大学の日本語学科の学生にセミナーをして、日本での就職やインターンシップの説明をしてきました。
その時に
「日本語能力検定に合格した人はいますか?」と質問すると
1人か2人しかいませんでした。
えっ?少ない、、、と思って、あとからどうしてか理由を聞いてみると
理由は2つありました。
①日本語能力検定に合格しても意味がない。
合格したからってなにもならない、って。
②クラスノヤルスクでは試験が実施されず、ノボシビルスクまで行かなくては行けない。
そのためにはお金がかかる。
シベリア鉄道に12時間乗ってわざわざ行かなくてはならない。
そこまでして受ける価値のある試験だとは思っていない学生がほどんどでした。
今までは検定に合格しても何もなかったですが、これからは「日本へ行ける」ルートができましたので
ぜひとも受けて下さいと言いました。
試験を受けることによってわかることもあります。
できなかったところをもっと勉強したり、さらに上のレベルを目指して頑張ることもできますよね。
日本で働くチャンスができます!
と説明すると、学生のみなさんの目の色が変わりました。
モチベーションをアゲアゲにしてきました。
シベリア連邦大学にも優秀な学生がたくさんいました。
レベルをどんどん上げるためにも検定試験に向けて頑張って欲しいと願っています。
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