ロシアの賞味期限の表示は日本と違います
ロシアからいろいろなアリョンカチョコレートが届きました🍫
上の写真は30㎝×20㎝、厚さ3㎝の箱に入っているアリョンカチョコレートです。
おっ!大きな箱だからいっぱい入っているんだなぁ~と思うでしょう。。。
いやいや騙されてはいけないぜぇー。
世の中ロシアはそんなにあまくない!
中身はコレ
↓ ↓ ↓
四隅にもチョコレートを入れろよぉ~💢
仕切りが大きすぎるだろう~💢
詰め込めばあと3倍は入るだろう~💢
と、突っ込みどころが満載のロシアの箱菓子なんです。
大きな箱だからいっぱい入っているんだろう~と開けると・・・
えっ?これだけ?
ってなります。
この箱のチョコレート、とても美味しいのです!
なので、ちょっとだけ許せます(笑)
ロシア土産としてパッケージも可愛いし、美味しいので日本人に喜ばれると思いますが、なにせかさばるのでスーツケースの中でスペースをとりすぎます。
そこが難点かと。
今日は2023年1月17日でしょ、このチョコレートの賞味期限をみると
2023年1月22日になっているのよ!
あらぁ~誰かにプレゼントするにしても、こんなに賞味期限がすぐだったらちょっと失礼だよなぁ~と思ったので、自分で食べることにしました!
茶色い四角の中に日付が書いてあるのがわかりますか?
日付の書き方ですが、
日本は年月日の順番ですが
ロシアは「日」「月」「年」の順番です。
27,04,2022
これは2022年4月27日です。
そしてこの日付は「製造年月日」です。
その下の
22,01,2023
これは2023年1月22日
そしてこの日付は「賞味期限」です。
ロシアの賞味期限の記載方法ですが、大きく分けて2通りあります。
①上の写真のように、日付が二つ書いてある。
⇒新しい日付が賞味期限
②日付が1つしか書いていない。
⇒製造年月日です。
そして、小さい文字で「賞味期限は製造から〇〇ヶ月」と書いてありますので
自分で計算しなくてはならないのです。
ロシア語が読めなかったり、老眼の方はなかなか気が付けないのですよ。
さらに気を付けなくてはいけないことは。。。
スーパーの棚にならんでいる食品でもすでに賞味期限切れ、ということもあります。
期限切れでなくても、あと3日間しかないとかザラにあります。
特に田舎町のちっちゃいお店とかはそれが当たり前です。
北方領土の国後島や択捉島からビザなし交流事業で来るロシア人からいつもお土産をいただきますが、チョコレートやクッキーや飴などはだいたいが賞味期限間近か切れている💦
それでもアタシは食べますけど。。。
ちょっと補足しますね。
国後島のお店に商品が配達されるのは月に2~3回です。
ユジノサハリンスクからの空路も欠航が多くコンスタントに商品を運べませんし、運搬船🚢も不定期なので、お店に並ぶ商品は次はいつ入荷するかわからない状況です。
たとえば、先月入荷したチョコレートは賞味期限が3ケ月あったけど、価格も「島価格」で高いのでそれほど買う人もいないからずっと売れ残っていて、いつのまにか賞味期限も切れている。
そして期限切れのまま商店の棚に並んでいるって感じ。
ロシア人は賞味期限などほとんど気にしません。
日本から食品を輸出する時、日本のメーカーが「賞味期限が短いけど大丈夫ですか?」と心配されるのですが、「全く問題ございません」とお答えしております。
メーカー側は味や風味が劣化するとか何か問題が起きたら困ることを心配しているのですが、ロシア側は全く気にしません。
ただ、これは日本製品だから信頼しているのであって、ロシア側も中国産だったら取引は変わると思います。
ブログを書き終えたので、アリョンカチョコレートを食べながら読書しまーす。
ではでは✋
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