北朝鮮人の代わりにキルギス人が増えたロシア極東
ロシアのサハリンにある教会の中です。
イコンがびっしりで壁画もゴージャスですよね✨✨✨
異国感たっぷり☆
たった1時間で行ける別世界だったのにね✈
さて、タイトルの話です。
ロシア極東地域には北朝鮮からの労働者がたくさんいたのですが、2020年に帰国してしまい、現在は彼らに代わってキルギスからの出稼ぎが多くなってきていますとさ。
2019年にサハリンへ行った時に、現場の作業員が全員北朝鮮からの人たちでした。
アタシは日本人の指示をロシア語で話し、
韓国人の通訳がアタシのロシア語を朝鮮語に訳して、彼らに伝えていました。
なんとも、めんどーな💦
韓国人通訳は現場をいくつも担当していたようで、1日のうち2時間くらいしか我々の現場にいませんでした。
なので、アタシが直接北朝鮮の人たちにロシア語で指示を出すという状況になったのですよ。
彼らは長期間ロシアで働いているのである程度のロシア語は理解できました。
彼らはアタシのロシア語を真剣に聞いてくれた。
アタシも理解してもらおうとゆっくりと丁寧に話した。
紙に書いたり、ジェスチャーを交えてとにかくしっかりと伝えようとした。
すると、、、通じるのですよね!
お互いに理解したら「OK」と笑顔でハイタッチしたりしていた。
ロシア極東地域にとって、北朝鮮からの出稼ぎ労働者は貴重な存在だったのですが、今はキルギス人がその役割を果たしています。
男性は建設現場や作業員として、女性はスーパーのレジや飲食業、清掃業などで働いているようです。
ロシア人曰く
キルギス人も北朝鮮人と同じくとても良く働くとのこと。
ロシア語もわかるので違和感がないというか、もう地域に溶け込んでいるって。
2018年や2019年にアタシがロシアへ出張に行っていた頃にもキルギス人は労働者としてロシアに在住していましたが、その時の数倍に増えているらしいです。
ロシア人曰く
現在、ユジノサハリンスク空港の新ターミナル建設に従事しているのは9割がキルギス人だそうです。
ま、肌感覚だろうから正確ではないと思いますが。
たまたま、ロシアのニュースで空港建設の現場が写っていたのですが、人の顔が全く写らず背中だけだったのを見ていて
「マナさん、ロシア人が働いていないから顔を写さないんだよ」って言ってた。
きっとロシアもいろいろと変化があるんだろうなぁ~。
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