ロシアの観光ホスピタリティ大会
画像はロシアのこちらのサイトからです。
ロシア・サハリン州の州都ユジノサハリンスクで、観光業関係者(旅行会社など)と観光業界を目指す大学生による「ホスピタリティ大会」が開催されました。
観光名所や観光施設などのプレゼンテーションを行ったり、学生は自分たちが企画したツアーを発表しました。
旅行会社の知人が参加していたので興味を持ちました。
数年前に、サハリンの旅行会社による日本人観光客誘致のためのセミナーに参加したことがあります。
日本人観光客を増やすためにどうするか?
という意見交換会でした。
日本人はサハリンに何を求めているのか?
日本人に対してどのようにPRすればよいのか?
どのようなツアーを企画すれば売れるのか?
などなど、いっぱい考えることはあるのですよ。。。。。。。
サハリンは日本から近い!という優位性がありますが、それを活かせていないのですよ。
情報発信不足です。
サハリンの魅力を発信できていないのがネックでしょう。
それにですねー、飛行機代がめっちゃ高額だからお手頃なツアーを日本の旅行会社が造成できません。
アタシはいっつも、ロシア人から
「サハリンはこんなに近いのに日本人の観光客(特に若い人)が少ないと思う」と言われるので
「だって、飛行機代がさぁ~高いのよ。飛行機代だけでヨーロッパへ行けちゃうんだよねー」と答えると
「日本の飛行機が飛べばいいじゃん!そしたらロシアの航空会社が独占できなくなるから価格競争で安くなるよね、サハリンの人達だって大歓迎だよ」
と言うのよね。
JALやANAが成田ーウラジオストク便を飛ばしたのだから、サハリン便だってできるんじゃん。
とか言うけど、、、知らんわ。
サハリン観光を盛り上げるためにはいっぱいやらなくてはいけないことがあるけど、それを言っても彼らはやらない。
日本人向けに合わせるってっことをしなかった。
自分たちはこうだから、これでいいとか頑固だった。
アタシの周りの人達だけかもしれないけど、ま、これはアタシの考えだから全員がそうってことはない。
観光業界のトップもたびたび変わるから方向性が決まらないこともあったと思う。
これらはコロナ前の話であって、経済制裁の影響下では今後はどうなるのかわからないですよね。
直行便がないからサハリンへ行く日本人観光客はほぼ皆無でしょう。
いま、サハリンへ渡航している日本人はほぼビジネス関係者です。
話は飛びますが・・・
先日、日本の港に初入港したロシアの大型船がありました。
乗組員に話を聞くと、オーナーが西側とビジネスしていたが制裁で取引が中止になったので、新たなビジネスパートナーを日本で見つけてブツを運んできたとのこと。
スゲーやり手じゃん!と感心した。
輸入元となった日本企業もスゲーなぁ~、だって今、この時期に新規にロシアとビジネスするって。。。
日本とロシアの輸出入に関してはあまり制裁はありません。
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