サハリン出張~ドーリンスク編~
東京の暑さにはマイッタ(汗(^_^;)
北海道を通り越してサハリンへ戻りたい気分になりました。
ブログも途中になりごめんなさい。
さて、今日はドーリンスク編。
日本統治時代は「落合」と呼ばれていました。
ユジノサハリンスクから北へ約40キロです。
風景は北海道のような感じ。
牛がたくさんいるし、地平線が広がっているし、でっかい大地、、って感じで、まさに北海道の風景です
。
温室栽培ビジネスも拡大していて、野菜がいっぱい作られていました。
ビニールハウスで作られるサハリン産のお野菜たちです。
旧王子製紙工場跡です。
廃墟となっています。
こららの建物は日本人が造りました。
目をつぶると当時の活気溢れる工場や人々の生活が浮かんでくるようでした。
私の祖父はココで働いていました。
建物を見ながら、もしかしたらこの部屋の窓からおじいちゃんが顔を出していたのかなぁ~とか、この道を歩いていたのかな~とか、そーゆー何とも言えない思いがこみあげてきました。
私の父はココで生まれましたが、2歳の時に北海道へ移ってきたので、全く記憶がないそうです。
なので、行きたいとも見てみたいとも思わないそうです。
私の祖父は私が7歳の時に他界したので樺太の話しは全く聞いたことがないし、樺太の写真もないです。
ロシアビジネスをはじめて、サハリンといっぱい取引するようになり、頻繁にサハリンへは行っていましたが、なかなか「ドーリンスク」までは行きませんでした。
今回、やっと行けた。
時代を感じます。
歴史を感じます。
時の流れを感じます。
活気に満ちた時代があったのですよね。
樺太にゆかりのある方は多いと思います。
ノスタルジーというか、歴史を肌で感じることができる大変貴重な体験になりました。
「おじぃちゃぁ~ん!」
と叫びました。
王子製紙工場の廃墟はサハリンには数か所あります。
ホルムスクに行った時も見てきました。
その時のブログはこちらです。
「サハリン州第2の都市・ホルムスクへ」
https://sakura-tour.air-nifty.com/russia/2013/08/post-c12c.html
でも、やっぱり、おじぃちゃんが働いていたこの「落合」の工場が一番心に響く。
「おじぃちゃぁ~ん!」
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