ノボシビルスク④札幌まつり編
《札幌まつり編》
ノボシビルスク第4学校にて「札幌まつり」を開催しました。
この学校は今年の6月に札幌市山鼻南小学校と姉妹校提携をしました。
「札幌まつり」とは?
札幌のことを知らない子供達に札幌を知ってもらおう~、札幌からのお客様と仲良く遊ぼう~、日本文化に直に触れ合おう~という感じ。
学校の多目的ホールには生徒と先生達が約120名程集まりました。
我々日本人訪問団が入場すると、大きな拍手で出迎えてくれました。
はじめて会う「日本人」にちょっと興奮している子供達もいました。
まずは、校長先生の挨拶。
副校長から進行の案内。
アタシからの札幌プレゼンテーション。
10枚くらいの札幌の観光地の写真を見せて簡単に紹介しました。
そのあと、クイズ大会!!
「この漢字はどーゆー意味でしょう?」「札幌はどこにあるでしょう?」とか選択肢から答えます。とにかくみーんな元気に手をあげます
!
立ち上がって目立つように手を揚げます。
「おねがーい、おねがーい」と言ってまっすぐに手をあげます。
その真剣なまなざしがとってもかわいい。
正解者は前に出てきて、日本人からプレゼントを手渡しされ、記念写真を撮ります。
その後、教室にもどり、書道教室&折り紙教室を開催しました。
上級生にはコマのおり方を教え、下級生には兜と鶴を一緒に折りました。
折り紙も日本からいろんな絵柄のついたモノを持参したので、興味深々でしたね。
上手に△に折れない子もいたり、途中で飽きちゃう子もいたり、「手伝ってぇ~」と日本人に折り紙を渡す子や、「コレでい~い?」と言って見せてくれる子や、「できたぁ~できたぁ~」と大喜びの子など、、、とても賑やかに遊びました。
実は、、、我々訪問団はソウルからノボシビルスクへ向かう飛行機
の中で折り紙の練習をしてました(笑)
←これが証拠の写真だ!
隣りに座っていた中央アジア系の男性が不思議そうにジッ―ッと見ているから、できたコマをプレゼントすると、回して遊んでいた(笑)
書道もプロがキッチリ教えていました。
初めて持つ筆、初めて半紙に書く感覚、何もかもが初めての体験。
小さい頃から日本文化と触れ合えるって素晴らしいでしょ。
日本をもっともっと身近に感じて欲しい。
シベリアのど真ん中のノボシビルスクと札幌市、けっして近くはないが、こーゆー交流を通して心が通じあって行くと信じてます。
ホールに戻り、出し物。
まずは、日本語を学習している5年生達からの挨拶と、日本の歌の披露。
SMAPの「世界にひとつだけの花」を合唱してくれました。
9月から日本語を学び始めてばかりなので上手ではありませんが、一生懸命に歌ってくれました。
何よりもうれしかったのは、、、「日本語という大変興味深く素晴らしい語学に出会えたことをうれしく思う、これからもがんばって日本語を勉強していきます」との挨拶の言葉。
そして、副校長と先生達は
「恋のバカンス」を披露してくれました。
最後の方は日本語バーションで歌ってくれました。
ノリノリでしたぁ~(笑)
楽しいステージでした。
最後に、当協会が札幌山鼻南小学校からお預かりしてきた生徒達の作品を贈呈しました。
(当ブログ2016年10月3日をご覧ください。タイトルは「シベリアへ行ってきまぁ~す」)
そうそう、この日もさぁ~
「マナさん、着物を着て下さい、子供達は着物を着ている日本人を喜びます」
って言うからさぁ~、着たわよ。
副校長の部屋を借りて、せっせと帯をまいたわよ。。。
まさか2回も着るとは思わなかったわ。。。あー、着付け教室に通ってよかったわ~とつくづく思ったのである。
ここ、学校の入口です。
この学校はロシア国内の優秀校300に選ばれているそうです。
校長がそれを自慢していたので、スゴイことなのでしょう。
副校長のお部屋で記念写真
右から
ノボシビルスク市教育局中等教育部副部長
⇒ NPO法人札幌ノボシビルスク協会理事長(アタシ) ⇒ 校長 ⇒ 副校長 ⇒ シベリア北海道文化センター館長 ⇒ シベリア北海道文化センター副館長
札幌まつりの後、ダッシュでバス停へ向かい、トムスクへ旅にでるのであった。
つづく
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